トラブル続きの広島高速5号線二葉山トンネル工事は「祟り」だった

2023年6月現在、広島高速5号線二葉山トンネル工事が現在中断しているが、この工事を巡っては、シールドマシンが故障したりと何度かトラブルが発生している。広島の地質は真砂土という軟弱な地層で形成されているが、近くに東照宮があり、広島城の鬼門の方角に当たる。完成すれば便利になる高速5号線だが、住宅団地の地下を掘るトンネル工事の中断は、やはり”祟り”なんだろうか。

広島高速5号線トンネル工事は鬼門?カネを奪う?

原因不明で不可解な広島高速5号トンネル工事中断は二葉山の祟りか

二葉山トンネルの掘削工事は2022年12月に、住民と定めた管理値を超える地表面の上昇が見られたため、工事が停止している。この地盤の隆起について公社側から、「工事にかかる圧力の影響で地下水位が上昇したため」と原因が示された。これに対し市民団体は、さらなる原因究明や対策の徹底を求めている。

広島市東区牛田東地区の住民が被害訴え

6月15日、広島高速5号二葉山トンネルの建設に伴い、住宅地直下の掘削工事が進む広島市東区の牛田東地区で、複数の住民から家屋の異変や騒音、振動などの被害を訴えているという。

牛田東地区に自宅を建て替え約20年になる主婦は昨年の暮れ、自宅1階の引き戸を開けようとするとびくともしなかった。よく見ると、戸と柱の間に最大約2センチの隙間ができていた。「トンネル工事の影響では」。事業主体の広島高速道路公社(東区)に調べてもらうと、床が盛り上がったのが原因と判明したという。

掘削が自宅の直下に近づいた昨春から騒音や振動に悩まされてきた90代女性は「家におっても拷問を受けとるようで。私は何か悪いことでもしたんだろうか」とつぶやく。一時は公社が用意したホテルに身を寄せた。ただ、慣れない環境に落ち着かず、自宅に戻ったという。「『迷惑をかけない』との言葉を信じとったのに」と、恨めしそうな表情を見せた。

70代男性も、家の外壁にひび割れができたとして公社に何度も対応を求めた。応急処置されたのは1カ月後。「公社には不信感しかいない。もっと親身になってほしい」と注文する。

住民でつくる「二葉山トンネル建設に反対する牛田東三丁目の会」によると、今月時点で住民43人が工事が原因とみられる被害65件を訴えている。訴えの内容は、騒音・振動22件、建具や家屋内の不具合15件、壁のひび割れなど12件、上下水道の不具合10件、その他6件、となっている。(中国)

 
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