電気料金が4月1日から3割値上げ申請に対する公聴会開催

中国電力の電気料金の値上げ申請を受け、利用者から意見を募る公聴会が2月9日開かれた。会では出席者からカルテルを結んだとされる問題が発覚した中での値上げ申請について質問が相次いだ。

この公聴会は、中国電力が原料価格の高騰などを理由に家庭向け規制料金について今年4月1日から平均およそ3割の値上げを申請していることを受け経済産業省が利用者向けに開いたもの。

始めに中国電力の瀧本夏彦社長が、法人向けの電力販売を巡りカルテルを結んだとされる問題などについて謝罪した。

【中国電力・瀧本夏彦 社長】
「お客さまをはじめとした関係者の皆様に多大なご心配をおかけしておりますことをこの場をお借りしてあらためて深くお詫び申し上げます」

これに対し、事前に申し込みのあった利用者による意見陳述が行われ、カルテルを結んだ独占禁止法違反に伴うおよそ700億円規模の課徴金と今回の料金値上げとの関連について質問が相次いだ。

【出席した利用者は】
「この課徴金を払う限りは電気料金から捻出するしかないのではないか。そういう疑問があります」

【中国電力・瀧本夏彦 社長】
「(値上げに)カルテル事案にかかるものははいっておりません。仮に(課徴金の)支払いが確定することがありましても電気料金に上乗せすることはございません」

申請については2月9日の公聴会などをふまえて国が審査することになるという。(TSS)

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名無しさん  

https://news.yahoo.co.jp/articles/3bccc627c2fabd1de35dbaccaf16152daf3f305e

広島

2023/02/10 (Fri) 10:40 | 編集 | 返信 |   

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