EXILE、hiro(ヒロ=五十嵐広行)の会社LDHが陰湿な社内いじめをしていた
数年前にEXILEが所属するLDHの特集をテレビでやっていた。社長の五十嵐広行(hiro=広島県出生)は社員に対していつも丁寧な敬語をつかって相談に乗る様子を放送していた。社員は社長であるhiroの誠実な対応に関心していた様子を映し出していた。しかし、どうも怪しい光景だなと少し違和感を覚えていたが、やはり、そういう事だった。予感は当たったのだ。

EXILEや三代目J Soul Brothers、E-girlsなど、多くの人気アーティストが所属する芸能事務所「LDH」で陰湿な社内イジメが多発していることが週刊文春の取材により明らかとなったという。同社の元社員4人が告発したという。
「LDHでは、社長のHIRO(五十嵐広行・47)を頂点に、上下関係は絶対。よく言えば体育会系、悪く言えばヤンキー系です」(LDH関係者)
中でも告発者が真っ先に名前を挙げるのが双子の“名物役員”のX氏とY氏。彼らに大阪の路上で土下座をさせられたり、ラーメン10杯の完食を強要された元社員もいる。営業宣伝部部長Z氏を怒らせた咎で頭を丸刈りにした社員や、月220時間にも上る時間外勤務をしたが、適正な残業代をもらえず、労働基準監督署に相談した元社員もいた。
LDHに取材を申し込んだところ、個別の事案に関しては「関係者のプライバシーも含まれているため、回答は差し控える」とした上で、「元従業員から未払残業代の請求を受けた事案がございますが、誠実に対応させていただいております。一カ月ほど前からコンプライアンス体制構築を専門とする弁護士に依頼して幹部に対する指導や研修を実施していただいているところです」と答えた。(週刊文春)


全文
「頭を地面につけろ」
15年夏の深夜2時過ぎ、大阪福島区の国道で、若い男性が2人の男に命じられるまま土下座をした。若い男性を残酷な目で見下ろした男たちは、EXILEや三代目Jソウル・ブラザーズ、E-girlsなど多くの人気アーティストが所属する芸能事務所「LDH」の双子の名物役員だ。
目撃していたLDH関係者が一部始終を語る。
「双子の副社長Xと専務Yをはじめ、関連会社のスタッフら計8名ほどで焼き鳥店で会食をしていたんです。が、帰る間際になってXが突然、自分の運転手に対して激怒し出したんです。『なんでお前がこんなに飲み食いしてるんだよ!』。
そして弟のYが店外で運転手に土下座を強要しました。会計してみたら、運転手の分が6千円もかかっていたということなんです」
運転手の分際では逆らえるワケモないという。
「LDHでは、社長のHIROさん(五十嵐広行・47)を頂点に、上下関係は絶対。よく言えば体育会系、悪く言えばヤンキー系の”ノリ”。ヤンチャな見た目の所属タレントが多いのですが、実は鉄の掟があるんです。
例えば先輩とハイタッチする際にも、後輩は片手ではなく、手を添えて両手でタッチするというのは有名な話です」(同前)
同社の社名は基本理念だという「Love」「Dream」「Happiness」の頭文字に由来する。
芸能だけでなく、障がい児サーフィン教室や小中学生向けの講演会、震災募金などの社会貢献活動にも力を入れており、その甲斐もあって、2009年の天皇即位20年の祝賀式典ではEXILEが歌とダンスを天皇皇后の前で披露した。
全アーティストと社員に配布される同社の”憲章”「LDH our promise」にはその理念が綴られている。
<アーティストは、特別じゃない。一人の人間として、社会性が大切>
<みんなが思いやりを持ち、みんながほめ合う>
この本は非売品にも関わらず、ファンの間で1万円以上の値で取引されている。
この社風に憧れ、全国から入社希望の若者が後を絶たないというが―。
「表では”仲間”や”夢”を謳っていますが、実態はイジメや体罰が横行するブラック企業。この1年で20名近い社員が退職し、15年度入社の新入社員は半年足らずで全員辞めました」
こう話すのは元社員のAさんだ。
今回、小誌にはAさんをはじめ4人の元社員が、同社の”体育会系イジメ”の実態を告発してくれた。
特に醜いのが、冒頭の土下座強要のX氏だという。
「ある元社員は入社2カ月で自主退職を迫られました。理由はXの指示で買いに行ったiPhoneケースが、『薄さが足りない!(厚すぎる)』から。
信じられませんよね。
手術を強要された社員もいます。
当時、Xの運転手だった社員に他の社員を通して、『腋が臭うから手術しないとマネジャーに昇格させない』と伝えたんです。
でも周囲は臭いに気付かなかったし、病院でも手術は意味がないと言われた。
ですが結局、彼は15年6月に指示通り手術をしました。術後は激痛から業務につけず、Xの指示で3週間休暇を取らされていました。
休みの間はもちろん無給。
結局彼はマネジャーになれずに、そのまま退職しました」(同前)
X氏にラーメン10杯の完食を強要されたのは元社員のBさんだ。
「会食後の深夜、ラーメン店で『食べないとクビだから』と豚骨ラーメンを10杯、目の前に並べられ、私は必死に食べました。Xは笑いもせずに見ていました。その夜は吐きたいのに吐けず、腹痛で眠れませんでした」
牛丼店やカレー店などで全メニューを注文するなど、過剰な飲食の強要は日常的に行われているという。
元社員のCさんが目撃したのは”丸刈り謝罪”だ。
「同僚が突然丸坊主になって出社したんです。なぜかと聞くと、営業宣伝部部長のZを怒らせたからだという。他の先輩社員から『お前は丸坊主にしないと生き残れないぞ』と言われたそうなんです。どんなミスをしたのかと思えば・・・・
出張先で銭湯に行ったとき、入浴後、Zが『銭湯に行こうとは言ったが、一緒に入れとは言わなかった』と怒りだし、同僚の荷物を車から投げ捨てて、そのまま東京に帰ってしまったのだそうです。近くに駅もなく、同僚はタクシーで帰京。その態度が気に食わなかったらしい。
部長は運転手に煙草で”根性焼き”をしようとしたこともあります」
こうしたパワハラに音を上げれば”闇の部署”に配置されることも。
「通称『準備隊』です。ここでは中目黒のコインランドリーで一日中メンバーの練習着の洗濯をさせられる」(別のLDH関係者)
元社員のDさんは、長時間労働と残業代未払いについて、労働基準監督署に助けを求めた。退職した現在、未払い残業代の請求など、対応を考えているという。
「給与は基本給や残業手当などを合わせて手取りで20万円程度です。労働時間は大体月に480時間ほど。
時間外勤務は220時間にもなります。70時間分の残業代は月8万円の営業手当に含まれているのですが、それ以上の残業代は一切支払われません」
彼の勤怠表を確認したが、厚生労働省が定める時間外勤務の”過労死ライン”が月80時間であることを考えると異常な労働時間だ。
「サーフィンが趣味の役員がいるのですが、その人の運転手になると、夏は出勤前に海へ行くため、朝3時に迎えに行き、夜は会食が終わる深夜2時まで勤務。
キャバクラに行った時はキャバ嬢も送らされる。自宅ではシャワーを浴びるだけで一睡もできず、寝るのは車中でした」(同前)
EXILEのメンバーの中にも「絶対に付きたくない」人物がいるという。
「MATSUさん(松本利夫・41)です。
朝6時頃まで飲むし、酔ったら暴れる。病気の時は特に醜かった。(前出・LDH関係者)
MATSUはEXILE結成初期からのメンバーで、07年には難病「ペーチェット病」を患っていることを告白。
現在は病状も落ち着き、6月25日には初プロデュース映画「KABUKI DROP」の舞台挨拶に出演者の早乙女太一や島袋寛子らと出席した。
「泥酔したら自宅へ送っても『この車はお前の車じゃない』と降りてくれない。やっと帰った思ったら、メールで『今からTSUTAYA行って来て』とパシらされる。自宅のゴミ捨てまでやらされた」(同前)
LDHに取材を申し込んだところ、個別の事案に関しては「関係者のプライバシーも含まれているため、回答は差し控える」とした上で、「元従業員から未払残業代の請求を受けた事案がございますが、誠実に対応させていただいております。1カ月ほど前からコンプライアンス体制構築を専門とする弁護士に依頼して幹部に対する指導や研修を実施していただいているところです」と答えた。
労働基準法に詳しい佐々木亮弁護士が解説する。
「事実なら刑事罰が科される可能性もある。土下座は強要罪、根性焼きは傷害罪や暴行罪にあたる。手術や丸刈り、飲食強制も損害賠償を請求できる案件です」
愛や夢に溢れた経営方針を語る前に、まずは社員たちの悲痛な叫びに耳を傾けるべきではないか。(週刊文春)

EXILEや三代目J Soul Brothers、E-girlsなど、多くの人気アーティストが所属する芸能事務所「LDH」で陰湿な社内イジメが多発していることが週刊文春の取材により明らかとなったという。同社の元社員4人が告発したという。
「LDHでは、社長のHIRO(五十嵐広行・47)を頂点に、上下関係は絶対。よく言えば体育会系、悪く言えばヤンキー系です」(LDH関係者)
中でも告発者が真っ先に名前を挙げるのが双子の“名物役員”のX氏とY氏。彼らに大阪の路上で土下座をさせられたり、ラーメン10杯の完食を強要された元社員もいる。営業宣伝部部長Z氏を怒らせた咎で頭を丸刈りにした社員や、月220時間にも上る時間外勤務をしたが、適正な残業代をもらえず、労働基準監督署に相談した元社員もいた。
LDHに取材を申し込んだところ、個別の事案に関しては「関係者のプライバシーも含まれているため、回答は差し控える」とした上で、「元従業員から未払残業代の請求を受けた事案がございますが、誠実に対応させていただいております。一カ月ほど前からコンプライアンス体制構築を専門とする弁護士に依頼して幹部に対する指導や研修を実施していただいているところです」と答えた。(週刊文春)


全文
「頭を地面につけろ」
15年夏の深夜2時過ぎ、大阪福島区の国道で、若い男性が2人の男に命じられるまま土下座をした。若い男性を残酷な目で見下ろした男たちは、EXILEや三代目Jソウル・ブラザーズ、E-girlsなど多くの人気アーティストが所属する芸能事務所「LDH」の双子の名物役員だ。
目撃していたLDH関係者が一部始終を語る。
「双子の副社長Xと専務Yをはじめ、関連会社のスタッフら計8名ほどで焼き鳥店で会食をしていたんです。が、帰る間際になってXが突然、自分の運転手に対して激怒し出したんです。『なんでお前がこんなに飲み食いしてるんだよ!』。
そして弟のYが店外で運転手に土下座を強要しました。会計してみたら、運転手の分が6千円もかかっていたということなんです」
運転手の分際では逆らえるワケモないという。
「LDHでは、社長のHIROさん(五十嵐広行・47)を頂点に、上下関係は絶対。よく言えば体育会系、悪く言えばヤンキー系の”ノリ”。ヤンチャな見た目の所属タレントが多いのですが、実は鉄の掟があるんです。
例えば先輩とハイタッチする際にも、後輩は片手ではなく、手を添えて両手でタッチするというのは有名な話です」(同前)
同社の社名は基本理念だという「Love」「Dream」「Happiness」の頭文字に由来する。
芸能だけでなく、障がい児サーフィン教室や小中学生向けの講演会、震災募金などの社会貢献活動にも力を入れており、その甲斐もあって、2009年の天皇即位20年の祝賀式典ではEXILEが歌とダンスを天皇皇后の前で披露した。
全アーティストと社員に配布される同社の”憲章”「LDH our promise」にはその理念が綴られている。
<アーティストは、特別じゃない。一人の人間として、社会性が大切>
<みんなが思いやりを持ち、みんながほめ合う>
この本は非売品にも関わらず、ファンの間で1万円以上の値で取引されている。
この社風に憧れ、全国から入社希望の若者が後を絶たないというが―。
「表では”仲間”や”夢”を謳っていますが、実態はイジメや体罰が横行するブラック企業。この1年で20名近い社員が退職し、15年度入社の新入社員は半年足らずで全員辞めました」
こう話すのは元社員のAさんだ。
今回、小誌にはAさんをはじめ4人の元社員が、同社の”体育会系イジメ”の実態を告発してくれた。
特に醜いのが、冒頭の土下座強要のX氏だという。
「ある元社員は入社2カ月で自主退職を迫られました。理由はXの指示で買いに行ったiPhoneケースが、『薄さが足りない!(厚すぎる)』から。
信じられませんよね。
手術を強要された社員もいます。
当時、Xの運転手だった社員に他の社員を通して、『腋が臭うから手術しないとマネジャーに昇格させない』と伝えたんです。
でも周囲は臭いに気付かなかったし、病院でも手術は意味がないと言われた。
ですが結局、彼は15年6月に指示通り手術をしました。術後は激痛から業務につけず、Xの指示で3週間休暇を取らされていました。
休みの間はもちろん無給。
結局彼はマネジャーになれずに、そのまま退職しました」(同前)
X氏にラーメン10杯の完食を強要されたのは元社員のBさんだ。
「会食後の深夜、ラーメン店で『食べないとクビだから』と豚骨ラーメンを10杯、目の前に並べられ、私は必死に食べました。Xは笑いもせずに見ていました。その夜は吐きたいのに吐けず、腹痛で眠れませんでした」
牛丼店やカレー店などで全メニューを注文するなど、過剰な飲食の強要は日常的に行われているという。
元社員のCさんが目撃したのは”丸刈り謝罪”だ。
「同僚が突然丸坊主になって出社したんです。なぜかと聞くと、営業宣伝部部長のZを怒らせたからだという。他の先輩社員から『お前は丸坊主にしないと生き残れないぞ』と言われたそうなんです。どんなミスをしたのかと思えば・・・・
出張先で銭湯に行ったとき、入浴後、Zが『銭湯に行こうとは言ったが、一緒に入れとは言わなかった』と怒りだし、同僚の荷物を車から投げ捨てて、そのまま東京に帰ってしまったのだそうです。近くに駅もなく、同僚はタクシーで帰京。その態度が気に食わなかったらしい。
部長は運転手に煙草で”根性焼き”をしようとしたこともあります」
こうしたパワハラに音を上げれば”闇の部署”に配置されることも。
「通称『準備隊』です。ここでは中目黒のコインランドリーで一日中メンバーの練習着の洗濯をさせられる」(別のLDH関係者)
元社員のDさんは、長時間労働と残業代未払いについて、労働基準監督署に助けを求めた。退職した現在、未払い残業代の請求など、対応を考えているという。
「給与は基本給や残業手当などを合わせて手取りで20万円程度です。労働時間は大体月に480時間ほど。
時間外勤務は220時間にもなります。70時間分の残業代は月8万円の営業手当に含まれているのですが、それ以上の残業代は一切支払われません」
彼の勤怠表を確認したが、厚生労働省が定める時間外勤務の”過労死ライン”が月80時間であることを考えると異常な労働時間だ。
「サーフィンが趣味の役員がいるのですが、その人の運転手になると、夏は出勤前に海へ行くため、朝3時に迎えに行き、夜は会食が終わる深夜2時まで勤務。
キャバクラに行った時はキャバ嬢も送らされる。自宅ではシャワーを浴びるだけで一睡もできず、寝るのは車中でした」(同前)
EXILEのメンバーの中にも「絶対に付きたくない」人物がいるという。
「MATSUさん(松本利夫・41)です。
朝6時頃まで飲むし、酔ったら暴れる。病気の時は特に醜かった。(前出・LDH関係者)
MATSUはEXILE結成初期からのメンバーで、07年には難病「ペーチェット病」を患っていることを告白。
現在は病状も落ち着き、6月25日には初プロデュース映画「KABUKI DROP」の舞台挨拶に出演者の早乙女太一や島袋寛子らと出席した。
「泥酔したら自宅へ送っても『この車はお前の車じゃない』と降りてくれない。やっと帰った思ったら、メールで『今からTSUTAYA行って来て』とパシらされる。自宅のゴミ捨てまでやらされた」(同前)
LDHに取材を申し込んだところ、個別の事案に関しては「関係者のプライバシーも含まれているため、回答は差し控える」とした上で、「元従業員から未払残業代の請求を受けた事案がございますが、誠実に対応させていただいております。1カ月ほど前からコンプライアンス体制構築を専門とする弁護士に依頼して幹部に対する指導や研修を実施していただいているところです」と答えた。
労働基準法に詳しい佐々木亮弁護士が解説する。
「事実なら刑事罰が科される可能性もある。土下座は強要罪、根性焼きは傷害罪や暴行罪にあたる。手術や丸刈り、飲食強制も損害賠償を請求できる案件です」
愛や夢に溢れた経営方針を語る前に、まずは社員たちの悲痛な叫びに耳を傾けるべきではないか。(週刊文春)
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